
この度 「Darkstalkers Combination Cup」 と銘打ってヴァンパイアハンター、ヴァンパイアセイヴァーの大会を開催するに至りましたが、そのコンセプトは過去の名作にもう一度光を当てようというものです。
ヴァンパイアハンター、ヴァンパイアセイヴァーがリリースされ10年以上が経過しています。当時の環境はまだまだ格闘ゲームブームの余韻が残る時代、メーカーは新しいゲームを出し、オペレーターは設置し、プレイヤーは遊ぶ、それだけで皆が満足していた時代でもありました。
しかし、それだけでは物足りないプレイヤーが出現し始めたのがヴァンパイアハンター、ヴァンパイアセイヴァーの頃だったのではないでしょうか。ヴァンパイアハンターでは東京のお茶ノ水 「ビッキーズ」 にて定期大会が開催され、ヴァンパイアセイヴァーでは東京の高田馬場 「BET,50」 でランキングバトルという、もう一歩進んだ形でイベントが行われていました。これらはプレイヤーとオペレーターが中心となった、当時としては画期的なイベントです。しかし、当時はまだまだ大会文化が浸透していたとは言えず、町の小さなゲームセンターだからこそ出来た企画であり、オペレーターやメーカー側に格闘ゲームというものが見えている人間が少なかったのも事実でしょう。
時を経て闘劇のようなオペレーターが中心となったイベントも開催されるようになり、プレイヤーのモチベーションとなっています。これは以前からでは想像も出来なかった事です。対戦格闘というジャンルは活力を失いつつあるものの、メーカー、オペレーター、プレイヤーという垣根を越えた交流もでき、ある種文化といっても差し支えのない物が形成されています。そうした熟成された格闘ゲーム文化のある今だからこそ出来る大会、それが 「Darkstalkers Combination Cup」 なのです。

「Darkstalkers Combination Cup」も遂に節目となる5回を超え6度目の開催への運びとなりました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝申し上げます。
東日本大震災の被害の全容すらも見えず、日本全体が暗闇の中に陥ってるような状況が続いています。東京電力管内では計画停電が行われ、ゲームセンターの短縮営業、一部には営業に対してのクレームといった自体まで起きているようです。各地でイベント等の中止や延期といった傾向が見られますが、こういったときだからこそ被害を受けなかった人たちはより力強く動いていくべきではないでしょうか。元気のある、余裕のある人たちがいつも以上に動くこと。それが震災復興への一番の支援だとDCC実行委員会は考え、本年度の開催を決定いたしました。
本年度も「Darkstalkers Combination Cupを楽しんで頂くと共に、この大会が更なる「格闘ゲーム文化」への貢献とプレイヤーのモチベーションになること、そして震災被災者達へ活力を与えられることを願います。
運営事務局一同