

今年も恒例の戦況分析を初めていきたい。今回は過去の大会に比べかつての上位陣の調整不足&キャラの動向も見えていないこともあり混沌としている。今までのDCCハンター部門は上位数名での優勝争いといった構図だったが、今年はハッキリ言って何が起こってもおかしくない。それでも本命はかつての大会優勝者。「あきた/不明」はモリガンで出れば大本命とみられるが、今だ参加キャラが不明。しかし、プレイヤー性能は突出しているだけに、何で参加しても本命は変わらないだろう。「TKO/サスカッチ」は過去の実績が十分なだけに本番までにどこまで仕上げれるかにかかっている。3回目の優勝を果たし「ミスターDCC」となれるか?
今年はオルバスでの参加を表明している「ハラモリ/オルバス」。調整不足&キャラ対策不足は感じられるがベテランプレイヤーの意地を期待したい。こちらも調整不足がみられる「柏木/ビシャモン」。ほぼぶっつけ本番といった様子だが、キャラ的に穴がない無いだけに期待は出来る。そして、今年の最注目が「鉄/フォボス」だ。稼動当時松戸ソニックでサスカッチ使いとして猛威をふるい、他ゲーでも実績のある有名プレイヤーがフォボスでの参戦。ハンター復帰直後から高いプレイヤー性能を見せており、対抗の一角を担う。
例年なら優勝争いの本命は対抗馬までといった印象もあったが、今年は要注意にも優勝のチャンスはあるだろう。「まるさ/フェリシア」は例年安定して上位に食い込んでるだけに、上位キャラとのキャラ差を覆せるかどうかが鍵だろう。動向の見えない古豪「川村/不明」ももちろん要注意から外せない。同じく「ティンカ/パイロン」も上位陣に調整不足が目立つため波に乗ればワンチャンスありだ。
「ヨシユキ/サスカッチ」はキャラ的に何が起きてもおかしくないだけに大物食いの期待ができる。若手プレイヤーからの脱却を目指せるか。ベテランプレイヤーだが年々着実に自力を上げてきている「うしぴー/モリガン」。今までDCCでは結果を出せていないだけに、ここらで1発はじけたいところだ。キャラ的に勝てないキャラがいるだけに厳しい状況だがクジ次第では面白い存在となる「イズミ/アナカリス」にも期待だ。
上位層の調整不足により、例年に比べて混沌とした今大会は、トーナメント次第で何が起こるか分からない。大会前のクジ引きから始まる白熱した戦いに目が話せない。

まず注目は【疾風迅雷】。誰よりも安定した強さを誇る“絶対王者”「コショー/バレッタ」だが実はDCC3以来勝利を手にしていない。今年はあの伝説のウメヌキ両ビシャモンをもはや超えた感がある“涙の熱血漢”「ナカニシ/ビシャモン」を相方に王座返り咲きを狙う。もうひとつの優勝候補は【破壊神】だ。使用キャラをレイレイからQ-Beeに変更し、「結果にこだわりたい」と随所で語っている“妖怪先生”「笹塚/Q-Bee」が最狂のパートナー“殺戮マシーン”「サカイ/ザベル」と力を合わせて、貪欲に勝利を求めていくだろう。
前年DCC5覇者と前々年DCC4覇者が組んだ【黄金世代】「俺こん/フェリシア」「DD/サスカッチ」も強力コンビなのは間違いない。“ゆとり王者コンビ”と揶揄されてしまうのか、それとも世代交代を決定的なものにし、チーム名のごとく“黄金世代時代の到来”となるか勝負所だ。中部予選を勝ちとった“遅れてきた超新星”「ホソカワ/サスカッチ」は予選時と同様“ソルトファンタジスタ”「アズワン/デミトリ」と【塩神(仮)】を結成。他ゲーで磨いた格ゲーセンスに加え、独自の研究を熱心に行っており、その成長は目を見張るものがある。名古屋のエース格両名が今年こそ初のビッグタイトルを持ち帰ることができるかもしれない。関東予選と東北予選のふたつを制したのは【しまかじ☆コネクト】。“杜のテクニシャン”「始末屋/ジェダ」と“やり込み全一”「kaji/リリス」はこれまでも多くの大会でコンビを組んでおり、その高いチーム力は証明済みで、DCC3とDCC4でも3位入賞と結果を残している。クジ6本引きの特権を活かして優位なスタートを切れれば、優勝まで全力疾走逃げ切り態勢十分だ。
【inferno 2nd-mix】もDCCに同コンビで3度目の正直とすべく参戦。“関西の重鎮”「だら/デミトリ」と“唯一無二のヴィクトルプロデューサー”「オボロ/ビクトル」の相性と底力は言うまでもないが、プレイ頻度の少なさが不安要素。当日のコンディション次第になりそう。“ミスターDCC”「オガワ/ザベル」と“セイヴァーマイスター”「大内/ジェダ」という珍しい組み合わせとなった【NEXT】も怖い存在だろう。「オガワ」は現在スパ4をメインにプレイしているが、高レベルでザベルを使いこなす数少ないエキスパート。それに「大内」の超攻撃的スタイルが爆発したらすべてを破壊しかねない。
新規プレイヤーのなかで目が離せないのは「ヒサシ/レイレイ」と「こめまる/ザベル」の2人。「ヒサシ」は新規勢のなかでもプレイ歴が長い「グラタン/フェリシア」と【ヒサシぶりのグラタン】として参戦。するどい低空ダッシュ強Kを全面に押し出した攻撃的スタイルにハマると、どんな大物でも喰われる可能性は大いにあり得る。両名ともにキャラの防御面の弱さが露呈する前に勢いで押し切れるかがポイントか。ここ1年で最も強くなったプレイヤーであろう「こめまる」は同じく新規勢の先輩「海の子/オルバス」と【海坊主】を結成、下克上に燃えている。両名のやり込み量は誰もが認めるところだが、努力が必ずしも実を結ぶとは限らないのが勝負の性。しかし、それでも今大会の台風の目になることは必至だろう。
DCCセイヴァー部門としては2年ぶり4回目の2on2となる本大会。早稲田式を採用しているため、キャラの強さよりはチームの総合力が問われるはず。前大会は序盤から波乱・名試合の連続で大いに盛り上がっただけに、本大会もそれを超えるすばらしい内容になることを期待したい。
text by K&S (2011.09.15)