ダークストーカーズコンビネーションカップ:コラム

ヴァンパイアハンター:第2回大会・総括

第1回ダークストーカーズコンビネーションカップ

Aブロック

前年に引き続きクジの妙でデスブロックとなったAブロック。いきなり「柏木/ビシャモン」vs「川村/フォボス」の優勝候補同士の激突。「柏木/ビシャモン」が登り大Kの中段ラッシュで1本先取すると、2本目は溜まったゲージで鬼首ハメ開始!これぞハンター!というヒドイ部分が炸裂して「柏木/ビシャモン」の勝利。続く2回戦でも前回優勝の「ハラモリ/モリガン」vs「柏木/ビシャモン」と優勝候補同士の激突が続く。日頃から対戦してる身内決戦を制したのは要所でのダッシュ攻撃をキッチリGCで切り返した「ハラモリ/モリガン」だった。反対ブロックでは古豪復活旧ビッキーズ勢の「TKO/サスカッチ」がセイヴァー勢「さかもと/ビシャモン」に食われる波乱もあったが、「ハラモリ/モリガン」がそのままの勢いでAブロックを通過!

Bブロック

前年第1試合でセイヴァー勢の前に散った「まるさ/フェリシア」が注目のブロック。順当にブロック決勝に勝ち進みそこでの相手は前回3位の「数珠の人/フォボス」。フェリシアvsフォボスという非常に辛い組み合わせながらも、数少ない東京現役面子の意地を見せBブロックの勝者は「まるさ/フェリシア」に決まる。

Cブロック

大注目の「ウメハラ/パイロン」ブロック。1回戦でセイヴァー勢「オガワ/ザベル」を相手にイキナリの大ピンチを迎えるも、持ち前の勝負強さでなんとか勝利。続く2回戦もガロンという癖のあるキャラに対してピンチの連続ながら要所で鋭いGCを見せ勝利。ブロック決勝は旧ビッキーズ勢同士の「クライフ/ガロン」との対決。2回戦でガロンと戦ったのが良かったのか狂ったように立大Kを振り回しこれが効果的に働く!セオリーと違う動きにペースを狂わされたのか、「クライフ/ガロン」持ち前の我慢強さを発揮できずに「ウメハラ/パイロン」の前に敗退。Cブロックを制覇!

Dブロック

ブランクもあり野試合などでは精彩を欠いていたかに見えた「ティンカ/パイロン」が順調に勝ち上がる。反対ブロックではセイヴァー勢ながらかなり軽快な動きをみせる「T2ya/ザベル」が、新規ハンター勢をなぎ倒しブロック決勝へ。ここは「ティンカ/パイロン」が経験の差を見せつけDブロックを制した。

Eブロック

四国勢「きら/オルバス」と「もーりぃ/サスカッチ」、セイヴァー勢ながら最近メキメキと頭角をあらわしている「修/モリガン」がぶつかり合う。「もーりぃ/サスカッチ」vs「修/モリガン」は中間距離を制した「修/モリガン」に軍配があがり、そのまま「きら/オルバス」と対決。前ダッシュで効果的にモリガンの攻めを交わした「きら/オルバス」が敵討ちを果たすとそのままの勢いでEブロックを抜け出した。

Fブロック

前回準優勝の「ひみぃ/パイロン」と前回4位の「たに/レイレイ」が激突。前回の雪辱とばかりにキャラ差を跳ね返したに「たに/レイレイ」が見事勝利。その後もどこからでも出る効果的な天雷波を武器にFブロックを制した。

準決勝

準決勝:第1試合ハラモリ/モリガンvsまるさ/フェリシア
秋葉ヘイ時代から何回と戦った両者。「まるさ/フェリシア」としてはAブロックでキャラ的に1番相性の良いモリガンが勝ち上がってたこともあり漁夫の利を得たい展開。2連覇のプレッシャーが重くのしかかる「ハラモリ/モリガン」に対し終始優位に押し迫る。ES追い討ちを的確に決めた「まるさ/フェリシア」が念願の決勝3つ巴最初の切符を手に入れる。

準決勝:第2試合ウメハラ/パイロンvsティンカ/パイロン
新旧パイロン対決。壮絶な弾の打ち合いになるかと思われたが勝ちを焦った「ティンカ/パイロン」が自ら中間距離でのせめぎ合いに持ち込む。ここでも要所で鋭いGCを見せる「ウメハラ/パイロン」。同キャラ戦では「ウメハラ/パイロン」に1日の長があったか徐々にエンジンがかかってきた「ウメハラ/パイロン」が決勝進出。

準決勝:第3試合きら/オルバスvsたに/レイレイ
香川対大阪遠征対決となった準決勝第3試合。予選道中厳しいキャラの連続だった「たに/レイレイ」にまたもや壁が立ちはだかる。ゲージ溜めて天雷波にかけたい「たに/レイレイ」だが、オルバスのダッシュ中心の立ちまわりにペースをとれず惜敗。決勝に進んだのは「きら/オルバス」となった。

決勝戦

決勝:第1試合まるさ/フェリシアvsウメハラ/パイロン
キャラ的にかなり苦しいフェリシアだが現役勢の意地を見せ決勝まで進んできた「まるさ/フェリシア」にかつての暴君が立ちはだかる。ダウンしてからの2択にかけるしかないフェリシアだが、そこは暴君の最も得意とするフィールドだった。ここでも10年のブランクを感じさせないGCを随所に見せ3つ巴まず1勝。

決勝:第2試合まるさ/フェリシアvsきら/オルバス
負ければもう後が無い「まるさ/フェリシア」だが、キャラ的に意外と戦えるオルバスには負けられないところ。オルバスのGCをきっちり裁きペースを取らせずなんとか優勝に望みを残した。

決勝:第3試合ウメハラ/パイロンvsきら/オルバス
ハンター全盛期にオルバスの永久を最も得意とした「きら/オルバス」と暴君「ウメハラ/パイロン」が激突。お互い10年の以上のブランクを背負った戦いだけに、ここまでの実戦でどれだけ勘を取り戻したかが勝負の鍵を握る。コンボ精度が問われるキャラに不利があったのか、勢いにのる「ウメハラ/パイロン」はもう止められなかった。ストレートで勝利し2勝目をあげ優勝を決めた。

大会総評

さて、優勝「ウメハラ/パイロン」という結末で幕を閉じた第2回DCCハンター部門。本人的にも驚いているというコメントにもあるとおり、衝撃の結果と捉えてる人もいたようだが、実際にどれくらいの優勝の目があったのか考えてみたい。大会前や当日の野試合の様子などを見る限りでは、「ウメハラ/パイロン」にキッチリ勝てると言えるのは「ハラモリ/モリガン」・「柏木/ビシャモン」・「川村/フォボス」といった優勝候補の面々、残るはキャラ相性などもあることから、「ウメハラ/パイロン」は既に優勝候補第2グループ程度の位置付けには居た様に思われる。

大会に向けて「ハンター勢」と呼べるような対戦量があったのは4,5人程度、対戦できる環境も都内に数箇所、地方には全く無いというような状況で、「ウメハラ/パイロン」と同じく何年振りというような境遇のプレイヤーが殆どというのが今回の大会の裏側なのではないだろうか。

結局の所、高い対戦レベルはプレイヤー層の厚さの上にしか成り立たない。やはり対戦環境の整備という課題を強く感じた大会でもあった。前回に続きまた説教臭い文章になってしまったが、そういった厳しい環境化にも関わらず50人近い人数が集まったのは、ハンターというゲームの魅力がそうさせたのだろう。

ウメハラ氏も「ハンターだったから10年ぶりでも出た」というコメントをしており、他プレイヤーにも10年以上のブランクがありながら地方からの遠征が多数いたのも事実。そういったこのゲームに魅せられたプレイヤーがいれば、来年は更なる盛り上がりと高い対戦レベルを期待出来るのではないだろうか。次回に向けて、少なくともウメハラの優勝が2度続かないよう、切磋琢磨していきましょう。

text by K (2007.10.24)

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